前回はAIでイラストを大量に生成するところまでのお話でした。
たくさんあり過ぎて迷っちゃうーーーー
たくさんの数を一度に生成するのはAIの得意分野だったわね。
AIは最初ノイズだらけの画像から、画像作成の“指令”となるプロンプト(prompt)に合致するであろう画像にノイズのノイズを除去しながら(まぎらわしい)変換していきます。
これ、わたしなの???
まあまあホラーね。
計算が進んでいくと、少しづつ人のカタチと分かる画像になってきます。
なんか内臓がみえちゃてるよぉぉぉ
見ている人が勝手に「そう解釈する」だけで、ただのノイズね。
そして、計算が終わると、プロンプトに近いイメージの画像が完成します。
わーーーかわいいーーーー私だーーー
自分で言うかしら?
画像としては「それっぽく」なっていますが、よく見るとあれ??っと思うところがたくさんあります。
まずは手。
う、薄目で見たらわかんないよぉ…
これは明らかにグチャグチャね。
そして、「ワンピース」とプロンプトで指定していても、水着のようなフィット感(?)や一部だけ透けているようなカラーなど、(好きな人は好きかもしれないケド)違和感があるイラストになってしまいました。
使用するモデルによっても生成画像の精度は違いますが、今のところこのような人間には「違和感」に感じることをAIが認識することは難しいようで、AIさんは良かれと思って大量にこのようなエラーを含んだ画像を生成します。
でも、その中からカワイイ画像だけ使えばいーじゃない
いつも楽観的だけど、まぁ一理あるわね。
前回生成したグリッド画像は120枚を生成したものなので、その中から良さそうな画像を選ぶこともできます。
比較的、手のひらが写っていない(後ろに隠れていたりフレーム外にあるなど)画像は“使える”ことが多いです。
それでもやはり手直ししたくなるクオリティではあります。
かわいいからイイじゃーーーん☆☆☆
手の変色とか服の所々のデザインなんかが不自然で気になるわ。
ねぇねぇ。この顔かわいぃぃーんだけど使えないかな??
もちろんMP Girlではカワイイ娘のイラストを生成する為には労力を惜しみません。
気に入った顔が出力されたら「この可愛さを皆さまと共有したい!」という気持ち一心で夜な夜な編集作業に明け暮れている日々なのです。
と、いうことで、次回は表情や構図を活かしたりする際の作業について見ていきましょう。
つづく。